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冠冕
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かんべん
ふりがな文庫
“
冠冕
(
かんべん
)” の例文
もしこの語を以て評すれば露伴先生の文はけだし江戸趣味の極めて深遠なるもので、また古今を通じて随筆の
冠冕
(
かんべん
)
となすべきものである。
正宗谷崎両氏の批評に答う
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
平塚さんが日本における女流思想家の
冠冕
(
かんべん
)
であることは、女史の言説や行動に服すると否とにかかわらず、社会が
遍
(
あまね
)
くこれを認めております。
平塚・山川・山田三女史に答う
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
決して世間に対しまたは夫に対して、不満の情を
叙
(
の
)
べるのではないという事を明らかにするために、自分は、夫の学識は、世俗の尊重する
冠冕
(
かんべん
)
爵位にも優って
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
冠
常用漢字
中学
部首:⼍
9画
冕
漢検1級
部首:⼌
11画
“冠”で始まる語句
冠
冠木門
冠者
冠毛
冠山
冠物
冠彫
冠木
冠桜
冠岳