写象しやしやう)” の例文
この滅びないで残るものを、滅びる写象しやしやうの反対に、広義に、意志と名付ける。意志が有るから、無は絶待の無でなくて、相待の無である。意志が Kantカント の物その物である。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)