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内曲
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うちわ
ふりがな文庫
“
内曲
(
うちわ
)” の例文
誰かを
掴
(
つかま
)
えて話でもするように、何だい誰だ、などと言うではございませんか、その時はもう
内曲
(
うちわ
)
の者一同、
傍
(
そば
)
へ参りますどころではございませんよ、何だって貴方、異類異形のものが
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
座敷外に脱ぎたる
紫裏
(
むらさきうら
)
の
吾妻
(
あづま
)
コオトに目留めし満枝は、
嘗
(
かつ
)
て知らざりしその
内曲
(
うちわ
)
の客を問はで止む
能
(
あた
)
はざりき。又常に厚く
恵
(
めぐま
)
るる老婢は、彼の為に始終の様子を
告
(
つぐ
)
るの労を
吝
(
をし
)
まざりしなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
“内曲”で始まる語句
内曲輪