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内懐
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うちふところ
ふりがな文庫
“
内懐
(
うちふところ
)” の例文
旧字:
内懷
それを冷然と流し目に見た天川呉羽は、慌てず騒がず、
内懐
(
うちふところ
)
に手を入れて、キラリと光るニッケルメッキ五連発の旧式ピストルを取出した。
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「
呆
(
あき
)
れた野郎だ。十手なんか
内懐
(
うちふところ
)
に突っ張らかして、わずかばかりの
湯銭
(
ゆせん
)
を
誤魔化
(
ごまか
)
しゃしめえな」
銭形平次捕物控:065 結納の行方
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
と叫んで帆村はムズと相手の
内懐
(
うちふところ
)
に組みついた。
流線間諜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
いきなり
内懐
(
うちふところ
)
に飛びこまれて
智恵子抄
(新字旧仮名)
/
高村光太郎
(著)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“内懐”で始まる語句
内懐中