トップ
>
其角堂
>
きかくどう
ふりがな文庫
“
其角堂
(
きかくどう
)” の例文
花火から
茅葺
(
かやぶき
)
屋根に火がうつって火事になったのは、三囲稲荷のほとりの、
其角堂
(
きかくどう
)
であった。そしてそれは全然別のときのことであった。
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
その頃の横浜俳壇にも、当然、ホトトギス派や根岸派などの俳流もあったであろうが、多くは旧派といわれる
其角堂
(
きかくどう
)
系の点者俳句が流行のようであった。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
諸持、鶴寿、花雪、交山は死して既に久しく、書家
董斎
(
とうさい
)
の如きは、香以と同じ年の四月に死んでいる。
狩野晏川
(
かのうあんせん
)
、河竹新七、
其角堂
(
きかくどう
)
永機、竺仙、紫玉、善孝等はこの
群
(
むれ
)
の
中
(
うち
)
にいた。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
近年
其角堂
(
きかくどう
)
の社中に遊び楊柳庵と号して
俳諧
(
はいかい
)
を
娯
(
たの
)
しみとしている。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“其角堂”で始まる語句
其角堂機一
其角堂永機