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其切
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それぎり
ふりがな文庫
“
其切
(
それぎり
)” の例文
如何
(
どう
)
しても琴に違いないと、感心して
聴惚
(
ききほ
)
れていると、十分と
経
(
た
)
たぬ
中
(
うち
)
に、ジャカジャカジャンと
引掻廻
(
ひっかきまわ
)
すような音がして、
其切
(
それぎり
)
パタリと
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
大
(
おおい
)
に喜ぶかと思いの外、お糸さんは
左
(
さ
)
して色を動かさず、軽く礼を言って、
一寸
(
ちょっと
)
包みを戴いて、膳と一緒に持って行って了った。唯
其切
(
それぎり
)
で、何だか余り
飽気
(
あっけ
)
なかった。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
唯
其切
(
それぎり
)
で、下女の事だから要領を得ない。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“其切”で始まる語句
其切先