“兵革”の読み方と例文
読み方割合
へいかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みちのくの天地も、中央の余波から兵革へいかくのやむときはなかった。四方に蜂起ほうきする兇徒のなかにあって、顕家は
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長島における三老職の刺殺事件や、勢州尾州にわたる三城の兵革へいかくなどが、この日の朝になって、初めて大坂にも知れて来たのである。またその一波濤はとうのあとにはすぐ
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蜀の民は、久しい悪政と、兵革へいかくの乱に、ひどく疲れています。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)