“兵霞”の読み方と例文
読み方割合
へいか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小手をかざして山上から兵霞へいか退くのをながめていた関羽は、やおら黒鹿毛をひいて麓にくだり、無人の野を疾駆して、間もなく下邳城に着き、城内民安穏あんのんを見とどけてから城の奥へかくれた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)