“六束”の読み方と例文
読み方割合
むたば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつか上の姉が、なにもなくてえ、と顏を赤くして言ひつつ線香花火を五束いつたば六束むたばバスケツトから出して私に與へたが、私はそのとき胸をしめつけられる思ひがした。
思ひ出 (旧字旧仮名) / 太宰治(著)