トップ
>
公方家
>
くぼうけ
ふりがな文庫
“
公方家
(
くぼうけ
)” の例文
また部将のうちにも、
諏訪飛騨守
(
すわひだのかみ
)
とか
山本山入
(
やまもとさんにゅう
)
とか、その他、旧
公方家
(
くぼうけ
)
の遺臣だの、
丹波武士
(
たんばぶし
)
と称する土豪なども
交
(
ま
)
じっている。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
公方家
(
くぼうけ
)
から特別に御賞美のおことばを下されたのは徒士組の名誉であると、組頭も喜んだ。他の者共も羨んだ。
鐘ヶ淵
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その間に、朝倉殿の内政、御事情など、静かに
観
(
み
)
てあれば、それも道理、孤立の
公方家
(
くぼうけ
)
を
擁
(
よう
)
し、天下を
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
公方家
(
くぼうけ
)
の前で一旦見たと申立てたものを、誰の前でも
変改
(
へんかい
)
が出来るものか。」と、福井は言った。
鐘ヶ淵
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
捕虜となったものも、自分から降伏して出たのも、極めて少なかったというのを見ても、小谷の城の最期は、越前の朝倉や、京都の
公方家
(
くぼうけ
)
のごときものではなかった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
いうまでもなく、旧態の
公方家
(
くぼうけ
)
という厄介ものを始末するにある。室町幕府なる複雑怪奇な存在によって起るさまざまな
煩
(
わずら
)
いを、一挙に解決して、中央の明朗化をはかるにある。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「情勢は相かわらずです。ただこのところ、信玄入京のあてがはずれたため、
室町
(
むろまち
)
のお
館
(
やかた
)
は、失望のいろ濃く見えますが、
公方家
(
くぼうけ
)
の依然たる策謀は、いよいよ露骨で、あくまで信長ぎらいで一貫しておりまする」
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
公方家
(
くぼうけ
)
再興のため。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“公方”で始まる語句
公方
公方様
公方樣
公方方
公方殿
公方討