入舟いりぶね)” の例文
この万年青は、隠居が永年丹誠したもので「入舟いりぶね」という名前までついていた。その親株から子分けしてもらって、孫たちが一鉢ずつ縁起えんぎもらったものだった。
万年青 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)