児湯こゆ)” の例文
玉紐落と書いて、この社ではそれをふなと読み、鮒を神様の親類というようになったのは、そういう理由からであるといっております。(笠狭大略記。宮崎県児湯こゆ郡下穂北村妻)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
これも山の神が自分より高くなろうとする者をにくんで、急いでその杵をもってたたき伏せるように、こういう珍しい呪文じゅもんを唱えたものかと思います。(塵袋七。宮崎県児湯こゆ郡都農村)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)