“光年（こうねん）” の例文

オリオンという、はじめてその名をしった三（み）つ星（ぼし）を見あげると、みよこの顔（かお）が、ぽうーっと、うかんできた。五百光年（こうねん）、アテネ・ローマの古都（こと）——。

ラクダイ横町 (新字新仮名) ／ 岡本良雄(著)

オリオン軒（けん）のいのきちが、オリオンをしらなくって、どうするのだ。あの三（み）つ星（ぼし）は、五百光年（こうねん）——つまり、あの星（ほし）の光が、あそこから、ここまでとどくのに、五百年もかかっているんだ。

ラクダイ横町 (新字新仮名) ／ 岡本良雄(著)

「いいか。おぼえておくんだぞ。あれが、オリオン——、五百光年（こうねん）……。」

ラクダイ横町 (新字新仮名) ／ 岡本良雄(著)

“光年”の意味

《名詞》
光 年（こうねん）

光が一年かけて進む距離。1光年は約9.46×1012キロメートル。
(出典:Wiktionary)

“光年”の解説

光年（こうねん、en: light-year、de: Lichtjahr、記号 ly）は長さの非SI単位。
主に天文学分野で用いられ、約9.5兆キロメートル（正確に）だが、SI併用単位ではなく、日本の法定計量単位でもないので取引・証明に用いることはできない。「年」が付くが時間の単位ではない。
(出典:Wikipedia)

光	常用漢字 小２ 部首:⼉ 6画
年	常用漢字 小１ 部首:⼲ 6画