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先入主
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せんにゅうしゅ
ふりがな文庫
“
先入主
(
せんにゅうしゅ
)” の例文
それ等の人物は将来に
於
(
おい
)
て、苦痛と悲哀の高き代償を払って、彼等の霊的進歩を妨ぐる
先入主
(
せんにゅうしゅ
)
と、偏見とから脱却せねばならない。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
「あなたの頭から、その観念が抜けきれぬ。猿々と、
顎
(
あご
)
で追い使っていた頃の
先入主
(
せんにゅうしゅ
)
が
邪
(
さまた
)
げて、今のあの男の正しい
相
(
すがた
)
が見えなさらぬのじゃ」
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
先入主
(
せんにゅうしゅ
)
の関係があるのかも知れないが、私には高坐で聴いた柳桜の話の方が面白いように思われてならなかった。新三と家主との鰹の対話の
呼吸
(
いき
)
などは、柳桜の方が確かに巧かった。
寄席と芝居と
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
次にそれは愚かなる人間界の
先入主
(
せんにゅうしゅ
)
から、全然脱却したものであらねばならぬ。利害得失の打算から、真理の指示に背くような魂では、とてもわれ等の用途にはならぬ。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
と、このことある前から秀吉を軽んじたり
嫉視
(
しっし
)
していた人々の
先入主
(
せんにゅうしゅ
)
である。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“先入”で始まる語句
先入見
先入