元宿もとじゅく)” の例文
一人が元宿もとじゅくの方の廉い店までわざわざ買いに行った。それを他の者がお茶を入れて待っているという具合で、かなり貧乏しながら、その寺の厄介になっていた。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)