“兀兀”の読み方と例文
読み方割合
こつこつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先生の業の偉いなるはもとより先生の天質に出づ。然りといへども、其一半は兀兀こつこつ三十余年の間、文学三昧ざんまいに精進したる先生の勇猛に帰せざる可からず。言ふを休めよ、騒人清閑多しと。
「鏡花全集」目録開口 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)