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傀儡
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くわいらい
ふりがな文庫
“
傀儡
(
くわいらい
)” の例文
最も俳優が、全然違つた方面から巣立つたらば知らないことだが——だが、それほどの人材ばかり出たら、
傀儡
(
くわいらい
)
となつて叫び狂ふ自己の職業に滿足するかどうか?
むぐらの吐息
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
われは幻影と
傀儡
(
くわいらい
)
とを
敬
(
けい
)
せず、ディヤナも「義務」も「自由」も牛の姿のアピスも
頌歌
(旧字旧仮名)
/
ポール・クローデル
(著)
墓のなかに画才は持つて行かれない!
可哀想
(
かはいさう
)
に。まるで
傀儡
(
くわいらい
)
のやうなものだ
南京六月祭
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
舊套教育の
傀儡
(
くわいらい
)
たる教頭の野蠻な比喩が、若々しい血潮の漲つてゐるみんなを憤らしたのは云ふまでもない。教頭の詞に對する反感は、却つて猫又先生に抱いてゐるみんなの不滿を高めてしまつた。
猫又先生
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
近づくは
女人
(
によにん
)
か、はた
蒼顏
(
さうがん
)
の
傀儡
(
くわいらい
)
か
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
傀
漢検1級
部首:⼈
12画
儡
漢検1級
部首:⼈
17画
“傀儡”で始まる語句
傀儡師
傀儡子
傀儡女
傀儡場
傀儡踊
傀儡子女
傀儡師殿