“信輝”の読み方と例文
読み方割合
のぶてる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
供の衆は前夜からきまっていたが、ちょうど参り合わせた中川瀬兵衛を誘い、また池田勝三郎信輝のぶてるの子、池田三助も供に加えられた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勝三郎信輝のぶてるは、隊の主将である。それを呼び捨てにするので、兵は、彼の顔を見まもった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小男——豪胆——槍踊やりおどり——の三特色をもって、若い時から名物男視されていた池田信輝のぶてる入道勝入斎しょうにゅうさいも、はやよい年配になった。秀吉と同年の四十九歳。五十の坂まで、もう九ヵ月しかない。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)