“のぶてる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
信輝66.7%
信照33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小男——豪胆——槍踊やりおどり——の三特色をもって、若い時から名物男視されていた池田信輝のぶてる入道勝入斎しょうにゅうさいも、はやよい年配になった。秀吉と同年の四十九歳。五十の坂まで、もう九ヵ月しかない。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先頭予備を合わせて、約五千はいるはずであり、また南岸には、高山右近、中川瀬兵衛の部下四千五百に、池田信輝のぶてるの兵四千というものが、重厚に陣列をかさねて、いわゆる一触即発の幾時間かを
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
叔父の織田信照のぶてるや佐久間甚九郎正勝などにまかせ、にわかに清洲きよすへ移ったことも沙汰され、同時に、徳川方の援将えんしょうとして、水野忠重とか酒井重忠などの手勢が、疾風
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
信雄の使者は——信雄の叔父、織田越中守信照のぶてると、生駒八右衛門いこまはちえもんのふたりだった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)