“信条（ドグマ）” の例文

○理性よ、下れ！　ロシアは矛盾なく　公言される信条（ドグマ）である。「人はロシアを理性をもってではなく、信仰をもって理解しなければならぬ」

ツワイク「三人の巨匠」：ドストイェフスキーの部（偉大な統一の破壊者、永遠の分裂者としての） (新字新仮名) ／ 宮本百合子(著)

信者は神学を求めず信条（ドグマ）を要せず、ただ魂の中におのずと湧き出（い）ずるものにして同時に天父より啓示さるるものを求むる。すなわち己の要求と上よりの啓示と相（あい）合致せし所の真理を要するのである。

ヨブ記講演 (新字新仮名) ／ 内村鑑三(著)

ここに来て彼の言葉はもはや分裂ではなくて　信条（ドグマ）になる。神は彼に対して沈黙してしまった。

ツワイク「三人の巨匠」：ドストイェフスキーの部（偉大な統一の破壊者、永遠の分裂者としての） (新字新仮名) ／ 宮本百合子(著)

“信条”の解説

信条（しんじょう）とは、キリスト教の教会がその教理・教義を神と人に示す成文箇条。信経（しんきょう）とも訳される。本記事では、主にキリスト教会の信条について述べる。
信仰告白と意味的に近いが分けて用いられることのある語である(詳細は信仰告白の項目を参照)。
(出典:Wikipedia)

信	常用漢字 小４ 部首:⼈ 9画
条	常用漢字 小５ 部首:⽊ 7画