“便秘”の読み方と例文
読み方割合
べんぴ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
産褥中さんじょくちゅうの母親が少しでも悪い物を食べると当人には何の影響がなくっても小児がたちま下痢げり便秘べんぴを起すようなものでよほど注意しなければなりません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
僕はそのころも今のようにからだの弱い子供だった。ことに便秘べんぴしさえすれば、必ずひきつける子供だった。僕の記憶に残っているのは僕が最後にひきつけた九歳の時のことである。
追憶 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)