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供養塔
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くようとう
ふりがな文庫
“
供養塔
(
くようとう
)” の例文
それには
弘法大師
(
こうぼうだいし
)
千五十年
供養塔
(
くようとう
)
と
刻
(
きざ
)
んであった。その下に
熊笹
(
くまざさ
)
の生い茂った吹井戸を控えて、一軒の茶見世が橋の
袂
(
たもと
)
をさも
田舎路
(
いなかみち
)
らしく見せていた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
この寺はむかしから遊女の病死したもの、または情死して引取手のないものを葬る処で、安政二年の震災に死した遊女の
供養塔
(
くようとう
)
が目に立つばかり。その
他
(
ほか
)
の石は皆小さく
蔦
(
つた
)
かつらに
蔽
(
おお
)
われていた。
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“供養塔(仏塔)”の解説
仏塔(ぶっとう)とは、仏舎利(釈迦の遺体・遺骨、またはその代替物)を安置した仏教建築をいう。卒塔婆(そとば)、塔婆(とうば)、塔(とう)、ストゥーパ(sa: Stūpa、pi: thūpa)、供養塔とも呼ばれる。
ストゥーパ()とはサンスクリット語で「高く顕れる」という意味であり、仏教の世界観である涅槃の境地を象徴している。
ストゥーパが古代インドから中国に仏教が伝来した際、 は「卒塔婆」と音訳された。「塔婆」や「塔」はこの略である。
(出典:Wikipedia)
供
常用漢字
小6
部首:⼈
8画
養
常用漢字
小4
部首:⾷
15画
塔
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“供養”で始まる語句
供養
供養物
供養事
供養仏
供養会
供養式
供養法会