作用ファンクション)” の例文
作家と作家活動の作用ファンクションが自然にそうなのだ。したがって作家が自然に為し、かつ、為さなければならぬ自我の追求、確立ということは、自分の内部において外部の世界を処理する仕事である。
恐怖の季節 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
しかしはたしてこの二十年間は、全然無意識に過ぐるものであるか、またもしなんらかの意味があるとすれば、意識的の時間すなわち四十年の意識時間を休ませるだけの作用ファンクションあるものであるか。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)