“作兵衛滝”の読み方と例文
読み方割合
さくべえだき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またいわく、大奥の女中達七、八人吹上ふきあげの梅林に暮れて帰ると幽鬼に出会って気を失った。また曰くです、四こうの頃になると作兵衛滝さくべえだきりが止まって陰々たる人の囁きが聞こえる事があると。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
作兵衛滝さくべえだきの水の音が、疎林そりんの裏あたりにどうとうと夜気をゆすって鳴る。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)