“余殃”の読み方と例文
旧字:餘殃
読み方割合
よおう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
積悪の家には余殃よおうあり、もっとも慎むべきは此道也、ここに薩隅日三州の太守、島津修理太夫しゅりだいふ義久と申し奉るは、うやうやしくも清和天皇の御苗裔ごびょうえい、鎌倉右大将征夷大将軍源頼朝公の御子
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
古来、暴君汚吏の悪政に窘められて人民手足をくところなしなどと、その時にあたりては物論はなはだ喧しといえども、暴君去り汚吏除くときは、その余殃よおうを長く社会にとどめることなし。
政事と教育と分離すべし (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)