低湿ていしつ)” の例文
根津らしい低湿ていしつさのために、年中乾くことの無い土地ですが、踏み荒らすのを嫌って平次は、此処へは誰も入れないように、番頭の宇吉に頼んであるのでした。
わらくずなど、み散らしじくじく湿しめっていて、ねんじゅうぬかるみの絶えないような低湿ていしつな小路である。
落穂 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)