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伯楽
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ばくろう
ふりがな文庫
“
伯楽
(
ばくろう
)” の例文
旧字:
伯樂
市
(
いち
)
の日、諸郷の
小商人
(
こあきんど
)
やら
伯楽
(
ばくろう
)
やら雑多な人々の集まる市で、
悪戯
(
わるさ
)
の行われるぐらいは、まだまだ近頃の世相のうちでは、それが白昼
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
田地もあったが、種馬を何十匹となく飼っておいて、それから
仔馬
(
こうま
)
を取って、馬市へも出せば
伯楽
(
ばくろう
)
が買いにも来る——。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
農民一(登場 枯れた
陸稲
(
おかぼ
)
をもっている)「稲の
伯楽
(
ばくろう
)
づのぁ、こっちだべすか。」
植物医師:郷土喜劇
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
市の
無頼漢
(
ならずもの
)
や
伯楽
(
ばくろう
)
どもであった。
訛
(
なま
)
りのひどい方言で
罵
(
ののし
)
ることなので、初めは何を云われているのか分らずにいた頼朝も、やや面色を改めた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手をかけると、ひとりの
伯楽
(
ばくろう
)
が飛んで来て、いきなり
咎
(
とが
)
めた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“伯楽”の意味
《名詞》
古代中国で馬ね良し悪しを鑑定する名人。
馬医。
人の素質を見分ける力がある者。
(出典:Wiktionary)
“伯楽”の解説
伯楽(はくらく、紀元前7世紀ごろ)は、中国春秋時代の人物。姓は孫、名は陽、伯楽は字。郜国(現在の山東省菏沢市成武県)の人。馬が良馬か否かを見抜く技術(相馬眼)に優れていた。
(出典:Wikipedia)
伯
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“伯楽”で始まる語句
伯楽相馬経