“伝中”の読み方と例文
読み方割合
でんちゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおよその方向と、歩いて来た道程で察すれば、駒込の外れか、伝中でんちゅうあたりか、或いは巣鴨まで足を踏み入れているかも知れないと思われます。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ずっと参りますると染井から伝中でんちゅうの方へ出ますんでございます、もっとも浅草へ参りまするには、染井、伝中へ出ては損でございますから、その辺に
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)