伏完ふっかん)” の例文
こうして朝夕、針のむしろにあえなく生きているよりは、わたくしの父伏完ふっかんに、ご決意のほどを、そっとお降しあれば、父はきっと、曹操を刺す謀をめぐらしましょう……。穆順ぼくじゅんなれば確かです。あれを
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)