“穆順”の読み方と例文
読み方割合
ぼくじゅん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上党じょうとうの太守張楊の旗下に、穆順ぼくじゅんという聞えた名槍家があった。その穆順の槍も、呂布と戦っては、苦もなく真二つにされてしまった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これを穆順ぼくじゅんという一朝臣にあずけて、そっと、伏皇后の父君にあたる伏完のやしきへ持たせてやったのである。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「さては」と、早くもお胸のうちに、穆順ぼくじゅんの捕われたことを覚られたからである。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)