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仰向
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あふむき
ふりがな文庫
“
仰向
(
あふむき
)” の例文
面白いのはこの足数も踏むに連れて、沿道の人家や立木やが次から次へと眼の前に幻となつて展開する事で、五雲は
仰向
(
あふむき
)
になつて
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
眠られぬ苦しさに自分は
幾度
(
いくたび
)
か寢返りした末、
仰向
(
あふむき
)
になると、丁度自分の頭の上の鴨居に大きな字で「青山白雲」と書いた額がかゝつて居る。
新帰朝者日記
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
そのまゝ
御機
(
おはた
)
によりて
織
(
おら
)
んとしけるに、
倏急
(
たちまち
)
仰向
(
あふむき
)
に
倒
(
たふ
)
れ
落
(
おち
)
、
血
(
ち
)
を
吐
(
はき
)
て
絶入
(
たえいり
)
けり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
仰
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“仰向”で始まる語句
仰向反
仰向様