仮普請かりふしん)” の例文
旧字:假普請
豪壮な伽藍がらんは、幾度も兵火にあいながら、私達の子供の時分までは再建を続けられていたのだそうだが、坊主が養蚕で火を出してから、今では仮普請かりふしんの小さなものになってしまった。
荒雄川のほとり (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)