トップ
>
仙郷
ふりがな文庫
“仙郷”の読み方と例文
読み方
割合
せんきょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんきょう
(逆引き)
同時に、この
仙郷
(
せんきょう
)
のような三浦半島の漁村へも、そうした世界の新しい暗い
潮
(
うしお
)
が遠慮なく打ち寄せて来ていることを思わせた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「やれやれ、まるで
仙郷
(
せんきょう
)
へでも来たような気がする」とフランボーが云った。
師父
(
しふ
)
ブラウンは舟の中にすわったまま真直になって十字をきった。
サレーダイン公爵の罪業
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
見おろす目の下に、旧道
添
(
ぞ
)
いの
坂本
(
さかもと
)
の
宿
(
しゅく
)
が、きらきらと緑の美しい六月の光を吸って、音無しの村のように静まっている。時の観念から遊離した
仙郷
(
せんきょう
)
とでも
云
(
い
)
いたい眺めだった。
浴槽
(新字新仮名)
/
大坪砂男
(著)
仙郷(せんきょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“仙郷”の意味
《名詞》
仙人が暮らしているという土地。
俗世間から離れ、静かで清浄な場所。
(出典:Wiktionary)
仙
常用漢字
中学
部首:⼈
5画
郷
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
“仙郷”の関連語
仙境
神仙
仙術
仙界
“仙郷”で始まる語句
仙郷淹留譚
検索の候補
仙郷淹留譚
“仙郷”のふりがなが多い著者
大坪砂男
ギルバート・キース・チェスタートン
島崎藤村