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他郷
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よそ
ふりがな文庫
“
他郷
(
よそ
)” の例文
一人のある
他郷
(
よそ
)
の男がやってきて、その町に住み、そしてその製造法にふと考案をめぐらして、樹脂の代わりに漆を用い、また特に腕輪には
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
他郷
(
よそ
)
に出て失敗したのはあながちかれの罪ばかりでない、実にまた他郷の人の
薄情
(
つれな
)
きにもよるのである、さればもしこのような親切な故郷の人々の間にいて、事を企てなば
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
だから
他郷
(
よそ
)
へ出て苦労をするにしても、それそれの道順を
踏
(
ふ
)
まなければ、ただあっちこっちでこづき
廻
(
まわ
)
されて
無駄
(
むだ
)
に苦しい
思
(
おもい
)
をするばかり、そのうちにあ
碌
(
ろく
)
で無い
智慧
(
ちえ
)
の方が付きがちのものだから
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
今日私を
他郷
(
よそ
)
へ流転の旅に
送出
(
おくりだ
)
そうとした中谷が来ているのだ。
流転
(新字新仮名)
/
山下利三郎
(著)
他郷
(
よそ
)
へ行くのはうれしいかどうか問うた。
故郷
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
“他郷”の意味
《名詞》
郷里から離れた地。異郷の地。
(出典:Wiktionary)
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
郷
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
“他郷”で始まる語句
他郷者