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仏眼寺
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ぶつげんじ
ふりがな文庫
“
仏眼寺
(
ぶつげんじ
)” の例文
文子の説によれば、
伊達綱宗
(
だてつなむね
)
は新吉原の
娼妓
(
しやうぎ
)
高尾を
身受
(
みうけ
)
して、仙台に連れて帰つた。高尾は仙台で老いて亡くなつた。墓は
荒町
(
あらまち
)
の
仏眼寺
(
ぶつげんじ
)
にある、其子孫が
椙原氏
(
すぎのはらうぢ
)
だと云ふことになつてゐる。
椙原品
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
現に
延喜
(
えんぎ
)
の
御門
(
みかど
)
の
御代
(
みよ
)
には、五条あたりの柿の梢に、
七日
(
なのか
)
の間天狗が
御仏
(
みほとけ
)
の形となって、
白毫光
(
びゃくごうこう
)
を放ったとある。また
仏眼寺
(
ぶつげんじ
)
の
仁照阿闍梨
(
にんしょうあざり
)
を日毎に
凌
(
りょう
)
じに参ったのも、姿は女と見えたが実は天狗じゃ。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
仏
常用漢字
小5
部首:⼈
4画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“仏眼”で始まる語句
仏眼
仏眼金輪