“仏孫子”の読み方と例文
読み方割合
ほとけのそんさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
与力の孫は、名をていといい、囚人からも世間からも、慈悲心のある良吏として、慕われていた。綽名あだなといえば良いほうにはつけないものだが“仏孫子ほとけのそんさん”といえば知らぬものはない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)