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人狐
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にんこ
ふりがな文庫
“
人狐
(
にんこ
)” の例文
第三種(
憑付
(
ひょうふ
)
編)
狐憑
(
きつねつ
)
き、
人狐
(
にんこ
)
、
式神
(
しきがみ
)
、
狐遣
(
きつねづか
)
い、
飯綱
(
いづな
)
、オサキ、犬神、
狸憑
(
たぬきつ
)
き、蛇持ち、
人憑
(
ひとつ
)
き、
神憑
(
かみがか
)
り、
魔憑
(
まつ
)
き、
天狗憑
(
てんぐつ
)
き
妖怪学講義:02 緒言
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
迷信は地方により種々雑多にて、四国地方の
犬神
(
いぬがみ
)
のごとき、
出雲
(
いずも
)
地方の
人狐
(
にんこ
)
のごとき、
信濃
(
しなの
)
地方のオサキのごときは、特にその著しきものなり。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
「迷信は地方によりて種々雑多にて、四国地方の犬神のごとき、出雲地方の
人狐
(
にんこ
)
のごとき、信濃地方のオサキのごときは、特にその著しきものなり」
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
人狐
(
にんこ
)
、犬神等、その名は異なれども、その実は同じ。ただ、その地方における古来の伝説によりてその名を異にし、したがってその現象も異なるに至るわけじゃ。
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
この狐は群馬県、埼玉県、栃木県地方に最も多く、長野県、静岡県等にも一般に信ぜられておる。これに類したるものは、出雲地方の
人狐
(
にんこ
)
、四国地方の犬神である。
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
▼ もっと見る
つきものとしては東海道特殊のものはないが、まず
狐
(
きつね
)
がつくというのが普通である。しかして、四国の
犬神
(
いぬがみ
)
や
出雲
(
いずも
)
の
人狐
(
にんこ
)
のように家系を有するということは全くない。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
やはり
人狐
(
にんこ
)
のごとく一種の変形動物と見て、これがオサキであると言い触らしたらしい。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
その形、狐に似て色白く、尾は裂けていると申す。つまり四国の犬神、
出雲
(
いずも
)
の
人狐
(
にんこ
)
、
因幡
(
いなば
)
のトウビョウと同一の迷信である。聞くところによるに、一夜のうちに蚕児がなくなっていることがある。
おばけの正体
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
“人狐”の解説
人狐(ひとぎつね、にんこ)は、中国地方に伝わる憑き物。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
狐
漢検準1級
部首:⽝
9画
“人狐”で始まる語句
人狐弁惑談