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亜字欄
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あじらん
ふりがな文庫
“
亜字欄
(
あじらん
)” の例文
寂然
(
じゃくねん
)
と
倚
(
よ
)
る
亜字欄
(
あじらん
)
の下から、
蝶々
(
ちょうちょう
)
が二羽寄りつ離れつ舞い上がる。
途端
(
とたん
)
にわが部屋の
襖
(
ふすま
)
はあいたのである。襖の音に、女は卒然と蝶から眼を余の
方
(
かた
)
に転じた。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
成程
(
なるほど
)
二階の
亜字欄
(
あじらん
)
の外には、見慣ない樹木が枝を張った上に、
刺繍
(
ぬいとり
)
の模様にありそうな鳥が、何羽も気軽そうに
囀
(
さえず
)
っている、——そんな景色を眺めながら、お蓮は懐しい金の側に
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
亜
常用漢字
中学
部首:⼆
7画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
欄
常用漢字
中学
部首:⽊
20画
“亜字”で始まる語句
亜字