井堰いぜき)” の例文
これも「さ寝をさ寝てば」などと云っても、不潔を感ぜぬのみならず、河の井堰いぜきの上に立った虹の写象と共に、一種不思議な快いものを感ぜしめる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
みんな一変してしまいましたが、ただ一つ変らぬものとして、ごらん下さいませ、この井堰いぜきの水の色を……
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一方は井堰いぜき
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)