トップ
>
五郎八茶碗
>
ごろはちぢゃわん
ふりがな文庫
“
五郎八茶碗
(
ごろはちぢゃわん
)” の例文
熱いのを、大きな
五郎八茶碗
(
ごろはちぢゃわん
)
でさらさらと
掻食
(
かっくら
)
って、掻食いつつ菊枝が支えかねたらしく夜具に額をあてながら、時々吐息を深くするのを
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
が、彼の妹は時々赤児をあやしながら、
愛想
(
あいそ
)
の
善
(
よ
)
い応対をするだけだった。僕は番茶の
渋
(
しぶ
)
のついた
五郎八茶碗
(
ごろはちぢゃわん
)
を手にしたまま、勝手口の外を
塞
(
ふさ
)
いだ
煉瓦塀
(
れんがべい
)
の
苔
(
こけ
)
を眺めていた。
彼
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
棟梁三次は
五郎八茶碗
(
ごろはちぢゃわん
)
でぐいぐいとあおっていた。初めにさッと赤く顔にでた。そのときは見るもの聞くものことごとく
嬉
(
うれ
)
しげなのだ。そこまでが日頃の「一ぱいつける」限度なのであろうか。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
“五郎八茶碗”の解説
五郎八茶碗(ごろはちぢゃわん)は、普通よりやや大きい飯茶碗。
(出典:Wikipedia)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
碗
漢検準1級
部首:⽯
13画
“五郎八”で始まる語句
五郎八