五路ごろ)” の例文
さはいえ五路ごろの顔役、鄭の遺族や乾分こぶんには財力もある暴力もある。また旅籠はたごの魯家からも、同時に大げさな訴えが州役署へ出されていた。当然、府尹ふいんもこれは捨ておけなかった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)