“二聯”の読み方と例文
読み方割合
にれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こくりと一つ頷くと、足早に土蔵の中へ入って行ったが、間もなく一挺の猟銃と弾丸筐ケース持出もちだして来た。——その猟銃は父の愛用品で、英吉利イギリスから態々わざわざ取寄せた二聯にれん銃身の精巧な物だった。
殺生谷の鬼火 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)