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二片三片
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ふたひらみひら
ふりがな文庫
“
二片三片
(
ふたひらみひら
)” の例文
瀧口は、あはやと計り松の
根元
(
ねもと
)
に
伏轉
(
ふしまろ
)
び、『許し給へ』と言ふも
切
(
せつ
)
なる涙聲、哀れを返す何處の花ぞ、行衞も知らず
二片三片
(
ふたひらみひら
)
、誘ふ春風は情か無情か。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
高坂は思わず
足踏
(
あしぶみ
)
をした、草の
茂
(
しげり
)
がむらむらと
揺
(
ゆら
)
いで、
花片
(
はなびら
)
がまたもや散り来る——
二片三片
(
ふたひらみひら
)
、
虚空
(
おおぞら
)
から。——
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大空仰げば降るともなしに降りくるは雪の
二片三片
(
ふたひらみひら
)
なり、今一度乞食のゆきし
方
(
かた
)
を見て太き
嘆息
(
ためいき
)
せり。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
“二片”で始まる語句
二片