“事実(まこと)” の例文
旧字:事實
... 思へばわれに意恨(うらみ)もなきに、無残なことをしてけり」ト、事実(まこと)しやかに物語れば、聴水喜ぶこと斜(ななめ)ならず
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
何からどうして近江屋へこんな因縁をつけるようになったのか、これも狂気の気紛れと断じてしまえばそれまでだが事実(まこと)近江屋には背(うしろ)めたい筋合は一つもないのだから
このクショ・ロケラという人は決して嘘を吐(つ)くような人でないから、いよいよその事の事実(まこと)である事を確かめて真に心を痛めました。その夜思わず「チベット獄裡(ごくり)の友を懐(おも)う」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)