“争波”の読み方と例文
読み方割合
そうは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美男の魅力は美女の蠱惑こわくにもまさるものか、あの夜川長の裏庭で、月下に渦まいた一つの争波そうはから、虚無僧姿の若人わこうどへ、つるぎ以外に、お綱お米という二つの女の魂までからみついてこようとは
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)