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乳糜
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にゆうび
ふりがな文庫
“
乳糜
(
にゆうび
)” の例文
悉達多は六年の苦行の後、菩提樹下に
正覚
(
しやうがく
)
に達した。彼の
成道
(
じやうどう
)
の伝説は如何に物質の精神を支配するかを語るものである。彼はまづ水浴してゐる。それから
乳糜
(
にゆうび
)
を食してゐる。
侏儒の言葉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“乳糜”の解説
乳糜(にゅうび、en: chyle)とは脂肪あるいは遊離脂肪酸が乳化しリンパに混ざった乳白色の体液である。乳糜は、脂肪を多く含む食事が小腸で消化される際に形成されるもので、乳糜管と呼ばれるリンパ管に取り込まれる。静脈は浸透圧が高くアミノ酸や糖のような小さい分子のみが吸収され血液に取り込まれるのに対し、乳糜管の浸透圧は比較的低いため大きな脂肪酸分子を取り込むことができる。
(出典:Wikipedia)
乳
常用漢字
小6
部首:⼄
8画
糜
漢検1級
部首:⽶
17画
“乳”で始まる語句
乳母
乳
乳房
乳呑児
乳人
乳呑
乳母車
乳児
乳首
乳汁