“にゆうび”の漢字の書き方と例文
語句割合
乳糜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悉達多は六年の苦行の後、菩提樹下に正覚しやうがくに達した。彼の成道じやうどうの伝説は如何に物質の精神を支配するかを語るものである。彼はまづ水浴してゐる。それから乳糜にゆうびを食してゐる。
侏儒の言葉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)