乱隙らんげき)” の例文
しかるに、汝は涼州の一刺史しし、国家に一寸の功もなく、ただ乱隙らんげきをうかがって、野望を遂げんとし、みだりに帝位の廃立を議するなど、身のほど知らずな逆賊というべきである。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)