“乙種”の読み方と例文
読み方割合
おつしゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毎日毎日練習用のフォードのぼろ車をいじくっている内に、妙なもので、少しはこつが分って来た。この分なら、もう一月もしたら、乙種おつしゅの免状位取れ相だよ。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
彼はついに一台の高級クーペを買いこむと、簡単に乙種おつしゅ運転手の免状をとり、その翌日からは、東京市内は勿論のこと、横浜の本牧海岸ほんもくかいがん、さては鎌倉から遠く小田原あたりへまでもドライブした。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)