丹鳳たんほう)” の例文
と、階下を見ると、その人、身の丈は長幹の松の如く、髯の長さ剣把けんぱに到り、臥蚕がさんの眉、丹鳳たんほうまなこ、さながら天来の戦鬼が、こつとして地に降りたかと疑われた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)